【2nd Kitchen お弁当】秋の遠足や運動会シーズンに役立つ、子供が喜ぶお弁当のおかず4つ。

気温が下がって過ごしやすくなる秋は運動会や遠足などのイベントが多い時期です。

この時期、お弁当に何を入れればよいかと悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、秋の遠足や運動会のお弁当に入れると子供が喜ぶお弁当のおかずを紹介します。

お弁当の定番「唐揚げ」

唐揚げというともはやお弁当の定番メニューですが、大人も子供も大好きだからこそ定番となっているおかずです。

味付けが比較的しっかりしているため冷めてもおいしく食べられる、ボリュームがあるのでお弁当の主役に最適など、作る方にとっても嬉しいおかずといえますが、冷めたら固くなってしまうとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

冷めても固くならない唐揚げを作るには下ごしらえが重要です。

古くからある方法に肉にフォークで穴を開けて酒に浸すというものがありますが、子供のお弁当ではアルコールを使いたくないという方もいるでしょう。

このような場合、ヨーグルト、マヨネーズ、塩麹で一晩漬けてください。酵素や酸の効果でお肉が柔らかくジューシーになります。

お弁当の王様「玉子焼き」

唐揚げと並ぶお弁当の人気おかずといえば「玉子焼き」です。子供のころ、お弁当に入っていたという記憶がある方も多いのではないでしょうか。

玉子焼きは優しい黄色がお弁当を明るく彩ってくれるだけではなく、斜めに切って組み合わせることでハート型を作るなど、デコレーションの素材として使うことができます。

さらに、焼くときに野菜やベーコンなどを巻きこめば普段の玉子焼きとは一味違うおかずにすることができるなど、お弁当の万能選手でありお弁当の王様といえるでしょう。

ハンバーグ・ミートボール・つくね

ハンバーグ、ミートボール、つくねといった挽肉メニューは子供の人気が高い定番おかずです。ボリュームがあるためお弁当のおかずとしてよく使うという方も多いのではないでしょうか。

市販のハンバーグなどを使って手軽に仕上げることもできますが、挽肉を使って手作りすると「野菜たっぷりハンバーグ」「チーズ入りつくね」など様々なメニューにアレンジすることができます。

ポテトサラダ

野菜やサラダが嫌いな子供は多いですが、「サラダといってもポテトサラダは別!」という子供は多く、お弁当メニューとしてもポテトサラダは高い人気を得ています。

ハムやコーンを入れて彩りよくすればお弁当のワンポイントになるだけではなく、味付けを少し変えればコロッケも同時に作ることができます。

ただし、キュウリやニンジンを混ぜたポテトサラダやマヨネーズをたっぷり含んだポテトサラダは水分量が多く傷みやすいだけではなく、時間が経って水が出てしまい美味しくなくなってしまうことがあります。

お弁当のおかずとして作るときは水分の多いものを混ぜない、マヨネーズは少なめにするなど、水分を少なめに作るとよいでしょう。

また、どうしてもキュウリを入れたいというときは、薄切りしたキュウリに塩をまぶして水分をしぼっておけば時間が経って水っぽくなるのを軽減することができます。

まとめ

「お弁当の内容がいつも同じ、たまには変わったものを入れてあげたい」「お弁当で苦手なものも食べて欲しい」と考える方は多いですが、毎日お弁当を持っていくのではなく「行事のときだけ」など、年に数回しかお弁当を食べる機会がないという場合は目先が変わったものが入っていなくてもあまり気にならないことが多いので定番のおかずばかりでも問題ありません。

また、子供にとって遠足や運動会のお弁当は楽しみの一つですので、楽しい思い出を残すことができるよう好きなものをたくさん入れ、苦手なものを入れるのは避けましょう。苦手な食べ物を克服するチャンスはお弁当以外でもたくさんあります。

栄養バランスが偏ることがあるかもしれませんが、そういうときは「夕食で調整すればよい」と考えましょう。

きれいに空っぽになったお弁当箱と「おいしかった」の笑顔を見られるお弁当を作ることができるとよいですね。