【2nd Kitchen コラム】社員食堂をうまく活用し、社員の健康を考える企業に

社員の健康をささえる必要性と効果

昨今では、従業員の健康をサポートするために、社食への関心が高まりつつあります。これは、「健康経営」という概念が広まってきていることに起因するものであり、企業が従業員の健康に積極的に関与する取り組みの1つと言えます。

健康のために、なぜ食事が大切なのでしょうか?それは、私たち人間の体が、食事によって摂取される栄養素で構成されているからです。そして、体の機能も食事によって摂取される栄養素によって動いているからです。
そのため、摂取しなければならない栄養素のバランスが崩れると、体は十分に機能せずに、健康な状態を維持できなくなります。さらに不規則でバランスの悪い食事を続けていると、体が持つ回復力や免疫力が弱くなり、病気に掛かりやすくなります。
体の機能が損なわれて病気に掛かると、精神的にも不安定になりやすくなるので、鬱や精神疾患にもなりやすくなるため、注意が必要です。

働く上で、体調管理は重要ですが、その全てを従業員に任せるのではなく、企業がサポートして行くことで、従業員のモチベーションアップや定着率改善につながるでしょう。

 

従業員の健康維持のために活用される社員食堂の形態

企業によって、社食を従業員に提供する形態はさまざまですが、大きく3つの種類に分類されます。

 

1、直営方式

会社の事業主等が企業経営の一環として直接に給食業務を運営管理する形態。
社員食堂を運営するための資金が十分にある大企業に多く見られます。

2、準直営方式

給食部門のみを別会社として独立させて、その会社に給食業務を運営・管理させる形態。
直営方式と同じく、社員食堂を運営するための資金がある大企業に多く見られます。

3、外部委託方式

事業主が委託した給食業者が給食業務の全部または一部(調理・配膳・食器洗浄)を運営・管理する形態。
委託先食堂と提携して従業員に提供するもの、会社近隣にある所定の飲食店と提携するものなどが含まれます。
外部委託方式は、委託業者をうまく選定することでコストを抑えられるため、大企業〜中小企業
まで幅広い会社で利用されている形態です。
京都・大阪を中心として選ばれているセカンドキッチンの「380円出張食堂」もこの外部委託方式になります。

 

社員食堂の利用実態

社食の利用は、ランチをとるだけに留まっていないようです。カジュアルな会議やミーティングにも利用される企業が増えています。

また、従業員のコミュニケーションの場とするために、社食をパーティーや歓送迎会などの会場として活用したり、休憩時間のリフレッシュルームとして活用できるようにカフェコーナーを併設したりしている企業もあるようです。このように、社食は従業員の心身の健康に大きく寄与する存在となっています。

 

社員食堂で従業員を支えることがいい人材の確保にもつながる

社員食堂を導入することで、従業員がお昼を外に買いに行ったり、食べに行ったりする移動時間を削減し、低価格で栄養バランスのとれた食事を提供できるようになります。
社食によって、従業員の健康が維持できるだけでなく、従業員の健康に気を配る企業として付加価値を高めていくことで、企業のイメージやブランディングにつながり、良い人材を集めることも可能にするのです。

 

まずは委託方式の社員食堂の導入を検討してみよう

社員食堂を導入する場合、直営方式や準直営方式の場合、費用面や運用面から負担が大きいため、まずは外部委託方式の社員食堂導入を検討しよう。

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