食中毒を予防する方法
前回は食中毒の概要をブログに書きましたが、今回はどうやって食中毒を予防するかについて書いていきます。
まずはその前に、どのような食べ物に微生物がいるのか、原因となる主な食品についてです。
ノロウィルスはカキなどの二枚貝、カンピロバクターは鶏肉、サルモネラ菌は鶏卵、O157は牛肉などが主な原因となる商品です。
食中毒には潜伏期間というものがあり、ノロウィルス、カンピロバクター、サルモネラ菌などの感染型食中毒は潜伏期間が1~3日ぐらいと比較的長いです。
反対に黄色ブドウ球菌などの毒素型食中毒は早ければ1時間以内に症状が出てきます。
症状は嘔吐、腹痛、下痢などが主体ですが、カンピロバクターの場合、発熱、頭痛、筋肉痛などインフルエンザに似て症状もあるので注意が必要です。
食中毒にならいないためには、まずは手洗いです。
肉や魚などを触った後、トイレに行った後、食事前には必ず水と石鹸で手洗いをします。
また、調理器具も同様で、肉や魚を扱ったものは消毒しなければいけません。
温度管理も大切です。
すぐに冷蔵庫で保管するようにしてください。
10度以下になると細菌は繁殖しにくくなりますが、過信は禁物です。
そして、加熱処理でウィルスを死滅させれば安心です。
ほとんどの細菌やウィルスは75度以上1分以上の加熱で死滅します。
これから暖かくなってくると細菌やウィルスの繁殖が活発になるので、食品の衛生管理には注意をしなければいけませんね!